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名古屋のフラワーアレンジメント教室「アトリエ穂花」の古田千穂です。
(2007年5月、ベルギーに「ダニエル・オストさんの貴族のパーティー装飾」に行った時の事、書いています。)
生まれて初めて、「ダニエル・オスト」さんの作品を見たのは、京都の「東寺」で2007年3月でした。
一緒に行った方が、「オスト」さんが好きで、誘われていったのですが、私は、「ダニエル・オスト」さんの作品はおろか、名前も存じ上げないという失礼な状態・・・・。
しかしながら・・・・・。
「東寺」という広い空間に一歩入った瞬間、今まで見た事のない世界に感動しまくりました。
感動で、そこを、離れる事が出来ず、何週も、何週も、会場を回り、近くでみて、遠くで離れてみて、気が付いたら、暗くなるまで、何時間もその空間で過ごしていました。
「花」を飾るといっても、「ブーケ」とか「テーブル装飾」などしか知らなかった私は、
①「空間」そのものも「作品」の一部として「空間全体を作品」として作りあげている事
②アレンジを「「花器」に飾る」という概念ではなく、「花器」も「作品の一部」で「一体化」している事に、感動しまくりました。
もう、本当に、感動しまくり。
たまたま会場にいらっしゃった「オストさん」を見つけた時には、「この「感動」を伝え投げれば~」と駆け寄り、「あなたの作品は素敵で、感動しました」と拙い英語で熱く熱く伝え(笑)、オストさんは、ちょっと驚きながらも、嬉しそうに笑ってくださいました。
その時、通訳の方に渡されたのが「ベルギーでオストさんと「貴族のパーティー装飾」を作るという事をやってみませんか」というチラシ。
花の仕事と全く関係のない会社員だった私は、当初「そんなん行けれる訳ないじゃん」と思ったのですが、後日、どうしても、「世界で活躍する人の「仕事」がどんなものか見てみたい!」という気持ちが抑えきれず、旦那さんと会社の上司にOkをとり、行くことに決めました。
オストさんとの出会いから、一か月半後、ベルギーに。
「「花」を仕事としてない」、しかも、知り合いもいないその「旅」は、私にとっては「大冒険(笑)~♬」でした。
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初めての歩いたヨーロッパの町は「ベルギーのアントワープ」でした。
海外と言えば、「アメリカ・ハワイ」だった私にとって、ベルギーの町は、「映画のワンシーン」みたいで、「異世界」で、右を見ても、左を見ても、どこもかしこも、美しくて、感動しました。
「フランダースの犬」でも有名な「ノートルダム寺院」
「アントワープの市庁舎広場」
馬車に乗っている人がいるなんて・・・。
映画村なのか????位、ビックリしました。