③オストさんのお店で、準備の二日間

ベルギーで学んだ事

ご覧頂きありがとうございます。
名古屋のフラワーアレンジメント教室「アトリエ穂花」の古田千穂です。

(2007年5月、ベルギーに「ダニエル・オストさんの貴族のパーティー装飾」に行った時の事、書いています。

セント・ニクラウスのオストさんのお店で、パーティー装飾の準備をしました。
「お店」素敵ですよね~🌸

(お店に入ったら、写真は・・・なので、外からの写真のみ。)

ショーウインドのお花たち~🌸
「仕掛け」が変わってますよね~。

「ラウンドの花束」と、「リース」

「リース」って、ベルギーでも、身近な存在なんですね。
こうやって、すでに、作って飾ってあるなんて。

ラウンドのアレンジ

オストさんらしい、お花のオブジェ

オストさんのお店は、本当に心地よい場所でした。

(お店の様子や、準備の様子などは、ちょっと書けないのですが・・・。)

準備で感動したのは、「こだわり」が強い事。
それは、「「見えない場所」でも、「手」を抜かない」

言葉にすると「プロ」なら当たり前だと思うのですが、本当に、「完全に隠れてしまう」見えない場所まで細かく丁寧なんです。

「切り方」「貼り方」「向き」「手順」の細かく、決め事が・・・。

「これが、世界の仕事なんだ~」って感動しました。

こだわりといえば・・・。
「花」を扱う時、「必ず」茎は「カッターナイフ」でカットする指示がでました。

私の周りの花の仕事をする人は、「ハサミ」ではなく、「フローラルナイフ」を使う事が多く、「カッターナイフ」は、少数派。
それも、カッターナイフの「刃」も、一般の「紙」を切るものではなくて、「工具」として使うレベルの「硬い刃」を使ってくださいとの指示。
そして、更に、毎日のように「カッターナイフの「刃」」を変えるように!と。
「茎」を切っていて、「ちょっとでも、引っかかったら、「刃」を変える事!」への指示には、「花」に対する「こだわり」を感じました。

あと、私を含む何人かは、「お花」の仕事をしていなかったけど、多くの人は、もちろん「お花」の仕事の人で。
「自分でお店をやっている人」や、「大手の花屋さんの研修」で来ている人でした。
「海外への研修」に選ばれれている位だから、そりゃ「優秀な人」ばかり。
仕事の手順を、あっという間に理解して、手が「早い!早い!」
その仕事っぷりにも、感動してました~