①オランダのお花の祭典「フロリアード2012」に参加

オランダで学んだ事

ご覧頂きありがとうございます。
名古屋のフラワーアレンジメント教室「アトリエ穂花」の古田千穂です。

2012年8月「オランダで行われたお花の万博「フロリアード2012」に参加させていただいた後、CEFのプロフェッショナルの資格をとった「オランダ最大の園芸アカデミーウェラントカレッジ」で講習を受けてきました。

私は、「日本国政府出展会場」でのデモンストレーションに、「制作デザイン」として参加しました。

「2012年フェンロ-国際園芸博覧会(フロリアード2012)」は、世界最大の園芸博覧会で、平成24年4月5日(木曜日)から10月7日(日曜日)までの186日間オランダ王国フェンロ-市で開催

この園芸博覧会には、42ヶ国、36機関の参加があり、期間中に約205万人の来場があったそうです。

私のミッションは「世界へ日本の花をアピールする」こと

私が制作した作品は
オランダとの友好の始まり「出島」の形から「扇」がテーマ
日本を代表する「西陣織」の布を使って日本の良さをアピール

頂いたイメージデザインを、実際の「形」にするよう制作するにあたって、「課題は3つ」

①舞台に映えるように、出来る限り大きくしたい!

けど、「スーツケース」に入れないといけない。

「自立」させる

③「お花」は、日本から送られてくるので、コンテナを開けてみないと状態が分からない。当日にならないと、なんの「お花」を使えるか、分からないので、どんな「お花」の担当になっても、「お花」も「空間」も素敵になるよう「色使い」などを考える。

スーツケースに折りたたんでいれることができて、
広げた時に、折り畳みの「バケツ」をいれれるようカーブするしなやかな素材。

丈夫でなければ重さに耐えれなくなるけど、固すぎてもいけない。
でも、自立する位は、固く強くないといけない。

と、素材選びから、なかなかの難航(笑)
その後、ちりめんや、西陣織をつかい
何日も、寝る間を惜しんで、一針一針手縫いして制作しました。

無事、日本からお花は届き~。
最終的にメインの花は「ビンセントのひまわり」となりました~。
キレイ~華やか~パワフル~にぎやか~(*´▽`*)

「デモンストレーション」では、「ひまわり」を、た~っぷり入れて,「ひまわりの美しさ、パワフルさ、花の色のキレイさ」等をアピールしたい~と必死でした・・・(汗)
(今なら、もっと、上手にいけれるな~と写真を見ながら思うけど(笑)。その時の精いっぱいなんだよね~🌸)

私、「笑顔」になろうと思ったけど・・・。緊張で顔がヒクヒクしちゃってる(笑)

デモでは、日本らしさを楽しんで頂けたようで、来場者の方の反応が良くて、
通訳さんに沢山の質問が飛んでいました。

素敵な経験をさせて頂き、ありがとうございました。