原産地: トルコ
開花時期: 3月~4月
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「チューリップ」って、すっごく色んな魅力がある植物です。
「一輪」で生けても可愛いし、
「花束」や「アレンジ」でも可愛い~🌸
「チューリップ」の特徴と、作品作りで大切にしているポイントなどお伝えできたらな~と思っています。
諸説あると思いますが・・・。
「オランダ」で風車の下に咲いているイメージが強いチューリップですが、、
原産地は中央アジア~北アフリカ
特に、トルコでは、トプカプ宮殿や、モスクのタイル装飾や、君主たるスルタンの衣服などにチューリップが描かれていて、富、権力、尊敬の尊重として、とても高貴な花とされてきました。
チューリップの花名の語源はトルコ語の「Tulipan(チューリパ)」といわれています。
チューリパとはトルコで使われている「ターバンのような帽子」のこと。
しかし・・・。
トルコではチューリップのことを「ラーレ」と呼びます。
では、なぜ・・・?
実は、16世紀のこと、オーストリアのトルコ駐在外交官がトルコのイスタンブールに赴いた際、町のあちこちで咲いていたチューリップを見かけ、町の人に「この花の名前は?」と尋ねたところ、「花の形」を聞かれたたものと勘違いして「チューリパ」という答えが返ってきて、それが花名としてヨーロッパに伝えられたとされています。
【チューリップの特徴~♬】その①
「成長を続けるお花(*´▽`*)チューリップ~♬」
チューリップの面白味の1つが
ぐんぐん「成長を続けるお花」だという事。
そして、
「太陽」好き~って事です。
「切り花」になっても、はっきり分かる位、
茎がぐんぐん伸びます。
そして、
「太陽」に向かって、伸びて行きます。
「成長している~!(^^)!」っいう姿が可愛いです。
「切り花」で、こんなにはっきり
「動き」がある植物は、他には無い~🌸(私は、思い浮かばない・・・)
(写真のチューリップも、正面側に「窓」があって、「窓」に向かって、奥の子が、ムニュ―――と、伸びてきました(笑))
そんなところも、「チューリップ」の魅力です。
「アレンジ」や「花束」を作る時、
次の日には、「形や雰囲気」が変わっちゃうので・・・・。
そこは・・・ドキドキしますが(笑)
そこは、「チューリップの魅力」でもあるので
「成長」してもいいスペースとか
ちょっと頭の隅において作ってもらえるといいな~と思います。
そして、お家で「チューリップ」を飾ってみる時
「チューリップの成長」も、注目してもらえたら嬉しいです🌸
【「チューリップ」の特徴】その②
「チューリップ」は(特に八重)
「横顔」と「上から見た時」の表情が違う~♬
あなたは、「チューリップ」を、どこから見るのが好きですか?
子供の頃、「絵」に書いたのは、「横顔」ですよね。
実は、チューリップは・・・。
「横顔」と
「上」から見た「顔」
は、雰囲気が大分違います。
とくに「八重」のチューリップだと
「あれ?これ、チューリップ?」って思うお花も・・・(*´▽`*)
実は・・・、下から見ても、
また、雰囲気が違うのです(笑)
(以前、生徒さんに「私、下から見るチューチップが好きで・・・」と教えて頂いて、下から覗くようにみたら・・・。下から見る花びらのグラデーションもキレイでした!(^^)!)
そんなこんなで
いろんな角度から
「チューリップ」を見て頂くのも、面白いと思います~🌸
ちなみに、この八重で紫いろのチューリップの名前は「ブルーダイヤモンド」(心の中で「「ブルー」じゃなくて、「紫」じゃん(笑)」って思っています(笑))
【「チューリップ」は、色んな種類がある~♬】
①ユリ咲き
花びらの先がとがってユリのような形をしたチューリップのこと。
他にも「ユリ咲き」のチューリップはいろいろありますが、
写真の 優しいオレンジ色の「チューリップ」は
「バレリーナ」という名前です。
チューリップは、「動き」があるお花です。
温度が低いと花びらが閉じて
温度が高いと花びらが開きます。
とくに「ユリ咲き」と言われるタイプのチューリップは
「閉じている」時と「開いている」時の雰囲気が
かなり違います。
「閉じている」と、繊細で上品な感じ。
バレリーナの「足」のように細いですよね~。
「開いている」と
「ユリ」のように華やかな雰囲気になるのです。
まるで、バレリーナの衣装を着て、「主役」として舞台に立って「私、ここの咲いています~(*´▽`*)」って光り輝くような姿に惚れ惚れします。
「バレリーナ」
お花屋さんで見つけたら、是非、
手にしてもらいたいお花の一つです。
【「チューリップ」は、色んな種類がある~♬】
②クラウン咲き
花の姿が、クラウン=王冠型の咲き方のこと。
横顔が王冠に見えますよね~。
確かに、「王冠」に見えるな~と。
この品種を作った人も、命名した人も、すごいな~って思います(笑)
この「ホワイトリバースター」も「クラウン咲き」のチューリップ
割りと小ぶりで「ぎゅ」としているところも魅力だと思います。
【「チューリップ」は、色んな種類がある~♬】
③フリンジ咲き
フリンジ咲きのチューリップは、花びらの先がギザギザしています。
一般的な一重咲きのものよりボリュームがあり、一輪で飾っても見ごたえがあるチューリップです。
ピンクの「フリンジ咲き」のチューリップの「ハウステンボス~♬」
ギザギザのフリンジが、華やかで、豪華な感じがします
まだまだ、他にも~🌷