花実葉根っ子の造形理論ー③「表面構造・テクスチャー」という観点からの発見

花実葉根っ子の造形理論とは

今回は、「表面構造・テクスチャー」

という観点で観察をして

色んな発見をしていきましょう~(*´▽`*)

 

 

ちなみに辞書でひくと
(表面構造  =表面の構造)
(テクスチャー=手触り、感触、質感。織物の織り方、生地)

 

 

私たちは、普段の生活の中で「物」を「知覚」する時、

「見る」が、占めている場合が多いかもしれませんが、

「香り」を嗅ぐ

「食べて」味わう

「音」を聞く

そして、ここでの発見ポイントである

「触れて」情報を得るという事もしています。

 

例えば同じ「器」でも

「ガラス」を触れば、「ツルツル」「冷っと」

「焼き物」を触れば「ゴツゴツ」「硬い」

 

「物」だけではなく、「植物」でも同じです。
様々な「表面構造」で、出来ています。

例えば「葉っぱ」

「モコモコの葉っぱ」

「ツルツルの葉っぱ」

「厚みのある葉っぱ」

「ガサガサして枯れている葉っぱ」

などなど。

私と、あなたは、違う感覚かも、しれない。同じ感覚かもしれない。
夏と冬とでも、違うかもしれない。
今日と、明日でも、違うかもしれない。

でも、「触れる」事によって、「心」は動きます。

 

フワフワな葉っぱの「ローズゼラニウム」

触れて、どんな事感じますか?

暖かい?柔らかい?暑い?気持ちよい?

フワフワをいっぱい、集めたら、どんな感じがするのだろう?

ツルツルを集めたら、どんな感じがするんだろう?

ガサガサを集めたら、どんな感じがするんだろう?

今、あなたの目の前にある「植物」にふれたら、「どんな感じ」がしましたか?
あなたは、今日、どんな「触感」に心が動きましたか?

その感じた事を作品に生かすなら・・・。

ツルツルの中に、一つ、フワフワがあったら、どんな感じがするんだろう?

ツルツルは、どんな場所に飾ったら あう?

フワフワは、どんな感情の時、使いたい?

フワフワは、どんなシチュエーションの時にあう?

 

 

「植物」によって、触感が違うって事が、体験できましたか?